働く3要素と働くたしなみ

日中は30℃を超えた仙台でしたが、夕方に近づくにつれて、パラパラと雨が降り、とても気持ちの良い風が吹いていました。自宅に戻り、伸びた草を眺めたり、少し抜いてみたりしながら、風と雨に少しだけ当たっていました。梅雨真っ只中の時には、梅雨明けが待ち遠しいですが、梅雨明けが近づいてくると、名残惜しさを感じてしまうものです。

今年の7月は、いつも以上に若い方々と現場で時間を過ごすことが多かったです。「Z世代」と呼ばれたり、「今どきの若者は」といろんなことを言われる世代の方々ですが、とてつもない力と可能性を持った世代だと教えられ、私自身が勇気をもらいました。この世代の方々が力を発揮してくれたら、とっても素敵な日本になると確信させられました。なにを大袈裟なと仰る方もいるかもしれませんが、私はそう確信しています。そして何よりも、私の若い時に比べて、とても真面目で、とても純粋です。ただ、経営と考えた場合、その力と可能性を発揮いただくための環境と発揮の仕方が重要であり、それを間違ってしまうと、加速度的に様々なものが崩れてしまうとも感じました。

その環境の1つとして、大切にしなければいけないこととして「働く意味・働く喜び・働くことでの輝き」が挙げられます。厳しい経営環境のため、早期戦力化が求められ、知識やスキルを成長の基軸として教えられますが、その前に・そして継続的にこの働く3要素を教え、仕事を通じて体感してもらうことが重要です。これが抜けてしまうと、彼ら・彼女らの力と可能性を間違った方向に導いてしまいます。働く3要素は、1回言ったから身に着くものではありませんし、経験によって深みをもっていくものと言えます。

また発揮の仕方として重要なのが、働くうえで大切な「4つのたしなみ」を前提に置くということです。
働くたしなみの1つ目は「元気と笑顔」、2つ目は「気付きと発信」、3つ目は「真っ直ぐの問い」、4つ目は「正しい目標設定」。

これらを働くたしなみとして、早い段階で身に着けていけば、自分を輝かせることが、周囲に貢献することが、そして、未来に向かって成長していくことが可能になります。しかし、知識やスキル、やり方・マニュアル偏重での教育になってしまうと、このたしなみを身に着けてもらうことは非常に難しくなります。

経営を取り巻く環境は一層厳しさと難しさが増していく時代であり、教育は時間がかかるもの。だからこそ、如何に早く始めるか、如何にやり続けるか、如何に本質にアプローチしていくか?が重要です。スゴイ力と可能性を持っている彼ら・彼女らと共に、ステキな・素晴らしい会社の未来を創っていきましょう!