本当に「成長」できていますか?

先日の経営研究会で、「成長」という言葉に気を付けてくださいということをお伝えしました。と言うのも、失われた30年の間、どれほど聞いてきた言葉でしょうか。採用の現場でも「自己成長ができますよ」という言葉が溢れ、その言葉に目を輝かせて入社した若者たちも多いと思います。では実際に成長できたのか?と言うといかがでしょう。

日本全体での経済成長率や実質賃金、働いている中で成長実感できている人、統計調査結果や様々なアンケート結果をみると、「成長しよう」と進んできたなかで、逆の結果に陥っている結果がみてとれます。企業として、「成長」と思って進んできたのに、実は「膨張」だったり、実は「拡大」でしかなかったり。そこにきてDXの波、新たな改善領域として取り組んだ企業様も多いと思いますが、膨大な時間と資金を投下したものの思うような結果はでず、というようなケースを耳にしたことも。。。

人財育成では、成長を目指して整備した仕組みや評価制度のはずが、実はスキル・知識の修得になってしまっていて、一定ラインまで修得してしまうと、キャリアチェンジや選択肢を狭めさせてしまう環境になってしまっていたというケースもありますし、ありふれ過ぎてしまった「成長」という言葉に胸を躍らせない方々もドンドン増えているように感じます。

このように、本来、「成長」を目指して頑張ってきたはずなのに、逆の結果になっていることが、コロナ禍以降特に顕在化してきているように感じていましたので、大切なこととして「成長の再定義」をお伝えし、また、視察先でも体感いただきました。「成長」ということを改めて定義し、既存の様々な仕組みも見直す絶好の時代です。後回しにしないよう、十分ご注意ください。

自社にとっての、社員にとっての「成長」とはなにか?、とても大切なキーワードです。