今週は晴天が続きそうで、よい週末になりそうです。その一方で、フランスでの学生デモや地震と、心穏やかではないことが起きています。
先日訪れた居酒屋さん、数年前に少しの時間だけお邪魔したことがあったのですが、久々に訪れてみましたら、今も元気に営業されていました。前回はゆっくり話せませんでしたので、今回は大将と女将さんと話をさせていただきました。
なんと、御年80歳、独立されて50年、以前は地域の有名店を経営されていて、倉本聰さんや著名人の方も多く訪れていたそうです。約10年前に後継者の息子さんにバトンタッチしたそうです。バトンタッチを期に、引退しようかと考えていたようですが、空き家対策の一環で、ここでやろうと決めて、今に至るとのこと。
あとどれくらいできるのか?と仰りながらも、調理している姿はカッコよく、焼け具合を見る時は、話している時と全く違い、鋭い眼光です。「メニュー表を変えるのも面倒だし、赤字にならなければよいから」と、価格もオープン当初のまま。時折、息子さんのお店の話になると、経営者としての顔が出てきたりしたかと思えば、料理に合わせてお酒を提案してくれたり、それでいて、押し売りはしない。
職人の道、経営者としての道、50年という時間の中で歩まれてきた道の奥深さを感じた時間でしたし、無くしてはいけないことと強く感じた時間でした。