今日から生活道路の最高速度が変わりますので、皆様どうぞご安全に。
ブランドとは記憶資産とお伝えしていますが、このことは、地域に根差して、お客様に寄り添って経営していく企業にはとても大切なことです。お客様と従業員とで如何によき記憶を積み重ねていくのか?、その記憶とは瞬間的なことの連続的な積み上げになります。今はデジタル・AI時代ですから、効率という名のもとに、よき記憶を作る機会が減っているようにも感じますが、だからこそ、キラリと光る瞬間が、より強烈に刻まれる時代とも言えます。
私がPOPマスターと呼んでいる方がいるのですが、その方は、自分が売り込みたいとか、お客様に知ってほしいことがあれば、段ボールとマジックを手に取ってPOPを書き上げます。しかもそこには必ずと言っていいほど、イラストを盛り込みます。しかも、自部門だけでなく、他部門の分もやっています。そうすると、各所で独自の世界観が出来上がり、お客様はそこで足を止め、時にスタッフを会話する光景が生まれます。こちらか話しかけるのではなく、お客様から話しかけてくださるようになりますので、自然と滞留時間も伸び、結果、購入点数がアップしていきます。
先日POPマスターと話をした際、最近ではお子様に、イラスト書いて!とリクエストされることもあるそうで、そんなときはやらないといけないこともありますから、「1日だけ時間ちょうだい」と言って、翌日にはプレゼントしてあげるそうです。この方はPOPを専門に書くことが仕事ではありませんが、そのようなお客様との接点をとても大切にされています。
プレゼントされた子ども達にとっては、まさに「よき記憶」が刻まれていくことと思いますし、その姿をみる親御さんにもステキな時間となることでしょう。そしてまた、ご自宅や友達との会話で「誰が書いたの?」という話にもなるでしょうから、瞬間的な記憶が、リアルな口コミの源泉となり、次のよき記憶が作られていきます。
今はAIにお願いすれば、簡単に、そして精巧に、イラストも作ってくれる時代ですが、お客様との記憶資産を如何に積み上げるのか?、これからの時代、特に、地方企業には大切なことと実感します。