今日は35℃越えになりそうな地域が多いですが、もう少し服装選びや出張荷物の取捨選択が難しい日が少し続きそうですね。
先週訪れた視察先のことを改めて考えていましたが、今に繋がっているのは、今から10年ほど前、経営者様の1つの思いからでした。観光客数も減少の一途、少子高齢化に伴い、自社の将来にも明るい材料が見えてこない環境下、その中で、まず冷静に考えてみたのが、「しなければならない」ということではなく、「こうしたい、こうなりたい」ということを考えてみました。
この通りが若い方々で溢れたら、この通りを熟年の方々がゆっくり写真を撮りながら歩いていたら、お泊りのお客様がこの場所を朝散歩していたら、スタッフの方々がこんな笑顔になってくれたら、等々。
現状を知っている方々やその渦中にいる方々にそんな話をすると、「それは無理でしょ」と一笑されるような、夢幻のようなことばかりでした。しかし、あれから約10年が経過し、夢幻のようだった光景が、着々とカタチになってきていました。視察中にも、シニアの方と若い方々が続々と訪れたり、写真を撮っている方々がいたり。夢幻の彼方にあった光景が、確かに目の前に顕れていました。
経営ですから数値は必須ですが、厳しい環境でも成長をと考えるときに大切なのは、損得発想や過去延長上の積み上げ発想でスタートするのではなく、価値を基軸とした夢幻発想が大事なのだと、教えられます。夢幻とは、10人いたら10人が無理と言うようなこと、もしかしたら「気でも狂ったのか」と言われるような、それほどに高い理想を掲げることがすべての始点なのだと教えられました。